Discharming man / 3 Songs(1st demo)

¥500

(2005 5B Records/5B-01/CD-R)
キウイロール解散後、ヴォーカルの蛯名氏が同じく解散してしまった札幌のバンドtheloniousの小野寺氏と二人で札幌でDischarming manという名前で2005年の春から活動を始め、ついに3曲入りのデモCD-Rがリリースされた。
特にキウイロールが好きだった人は待ちに待っていたのではないだろうか。そしてその期待を大きく越える歌と音の世界観に驚かされた。
まず最初のアカペラの歌からもう一人で感慨深い気持ちになってしまった。それだけでもう最高だ!と言ってしまいたいところだが、その圧倒的な存在感の歌と小野寺氏が作り出すひんやりとしているようでどこか暖かみのあるアンビエントなサウンドによってさらに深く深くその世界へ入り込んでしまう。
キウイロールの時のように絶叫するところはなく、じっくりと言葉を紡いで独特の音階で歌い上げていく一方で、スキャットを織り交ぜつついろいろな歌い方を試みている。歌うことに喜びを感じているのが聴いていてわかる。だけど、さらに新たな領域に踏み込んでいこうとするその表現意欲に襟を正す想いである。
3曲目の「little regret bear」ではenvyの「限りあるもの」のイントロをループして、そこに様々な楽器や音がサンプリング音が混ざり合い、さらに全くのオリジナルの歌とメロディが乗る大曲。
キウイロール、thelonious、envyが好きな人はもちろん、ビョーク、二階堂和美、Gastr Del Solなどが好きな人に是非聴いて欲しい作品。
ライブでは音源とはうって変わってステージ上で動き回り、時にはステージを降りて全身全霊で歌い絶叫する、あの時と変わらない姿を見るとやはり熱くなる。

1.因果結合666
2.君は君のもの
3.little regret bear

在庫切れ

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追加情報

重さ 100 g
サイズ 15 × 15 × 0.5 cm